はじめに
他記事でも紹介していますが、私の現在の総資産は約1,350万円です。
(負債は5000万ありますが….笑)
約1年ほど前に資産1,000万円を超えました。
FIREを目指して地道に積立投資をしてきた中で、この金額に到達したことは、自分にとって「1000万」はひとつの大きな区切りです。
ふり返れば、ここに来るまで紆余曲折ありました。収入も高くない中、借金も抱えていて、節約と投資をコツコツと積み重ねた結果です。
「1,000万円」という数字には、単なるお金の価値以上の意味がある――今回は、「1,000万円を超えたときに自分の中で起きた“5つの心の変化”」を、率直に綴っていきたいと思います。
目次
- お金への“恐怖”が薄れた
- 投資のブレが少なくなった
- 節約が「我慢」ではなくなった
- (後編で公開)労働観が変わった
- (後編で公開)ライフプランの視界が開けた
1. お金への“恐怖”が薄れた
1,000万円を超えた瞬間、まず感じたのは「お金に対する恐怖が和らいだ」ことでした。
これまでは、急な出費や景気後退が怖くてたまらなかったんです。特に借金を抱えていたときは、「突然エアコンが壊れたらどうしよう」とか、「クビになったら即詰む」という不安が常に心にありました。
でも、1,000万円という貯蓄と投資資産を持ったことで、**「何かあっても、まあ1年は暮らせる」**という精神的な余裕ができました。これは大きい。
さらに、複利の力も実感として感じるように。たとえばS&P500の利回りが年7%と仮定すると、1,000万円なら年間70万円が“何もしなくても”増える。月にして約58,000円。生活の一部を資産がカバーしてくれるのです。
この安心感が、お金に対する不安を確実に減らしてくれました。
2. 投資のブレが少なくなった
以前の自分は、投資スタイルが安定していませんでした。SNSやYouTubeの「次に来る銘柄」や「今買うべきETF」に心が揺さぶられ、楽天証券を開いては売ったり買ったりの繰り返し。
でも1,000万円に到達するまでの過程で、「結局はインデックス投資を積み立て続けるのが一番」という答えに行き着きました。現在は以下のような投資スタイルに落ち着いています:
- 成長投資枠:S&P500インデックス(楽天VTIなど)
- 高配当投資枠:楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天SCHD)
金額が大きくなると、「変なことをして失う方が怖い」という心理も働きます。だからこそ、リスクの高い投機的な銘柄は避けるようになり、投資への姿勢がより保守的かつ継続的になりました。
ブレない投資は、結果として心のブレも少なくしてくれます。
3. 節約が「我慢」ではなくなった
これは地味だけど大きな変化。資産1,000万円になると、節約が**“生きるため”の手段から、“資産を増やす楽しみ”に変わる**んです。
以前の節約は、「使ったら今月の生活費が足りない」とか「カードの引き落としが怖い」みたいな、必要に迫られたものでした。
でも今は、「この出費って本当に価値ある?」と、自分の価値観でお金を使う・使わないを判断できるようになりました。
たとえば:
- コンビニ:行かない。水筒でOK
- 外食:友人との時間ならOK、自炊できる日は自炊
- サブスク:観ないNetflixは解約
「使わないことで満たされる」感覚が育ってきて、節約=我慢 ではなくなったのです。
まとめ(前編)
今回は、資産1,000万円を超えたときに起きた5つの心の変化のうち、
- お金への恐怖が薄れた
- 投資のブレが少なくなった
- 節約が我慢ではなくなった
という3つを紹介しました。
次回(後編)では、
- 労働観の変化
- ライフプランの視界の変化
について掘り下げます。
この“心の変化”は、単なる金額の話ではなく、自分という人間の価値観の変化です。
きっと、あなたの資産形成の参考になるはずです。
次回予告記事(後編)
次の記事もすでに執筆を進めています。「心の変化」の後編はこちらからご覧ください👇
👉 [資産1,000万円で変わった5つの心の変化【後編】(リンク)]
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